伊野尾くんがただただ好き
わたしと伊野尾慧の107日間
そのときの伊野尾くんのキャプとクリーミーマミの比較画がRTで流れてきたのです。わたしはこのとき初めて“Hey! Sey! JUMPの伊野尾慧”の存在を知りました。ちなみにこの時点での伊野尾くんに対する感想は『確かに似てるね。かわいいね。』。でも淡々と“これはかわいいものだ”と知識から判断した、という感じで、感情を動かされることはありませんでした。これが初めてではなかったなというのは、この前回のブログを書いた後に思い出しました。でもこのchau#の伊野尾くんを見たときには、以前見た浴衣男子とは脳内で全く結びついていなかったので、感覚的には“初めて”でした。
先輩にちゃんとツッコミを入れられて対等に渡り合える。おそらくほとんど交流がなかった後輩でありながら、二宮くんが気を遣わず“二宮和也”を出す絡みができた。これって結構すごいことだと思う。ほんの10分そこらで伊野尾くんのバラエティ力に惹かれました。ですがこのときはまだあくまで二宮担として『今後積極的に絡んで欲しい後輩』枠に食い込んだまでです。
『かっっっわ……!!!』かわいい。ひたすらにかわいい。かわいいの権化。まず嵐ヲタのわたしからすればchau#という曲と衣装のかわいいに思いっきり振り切ってる感が衝撃でした。そして中でも栗ヘアと甘いお顔で特にかわいい外見してるのに所作はどこか色っぽい男の子が、にのくんと渡り合った大卒建築アイドルと同一人物なのか、と。
アカウントを作ってしまったら終わりだっていうのは嵐で学んでるから。
その覚悟で作ったから。
よろしくね、伊野尾くん。
— みと仔 (@mito1no3) 2015, 6月 16
電車内で脚広げて寝てる男子から伊野尾くん連想してにやけてるから今のわたし相当アブナイ人。
— みと仔 (@mito1no3) 2015, 6月 27
伊野尾慧…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………
— みと仔 (@mito1no3) 2015, 6月 27
ワクワク直前直後のわたしの頭の中は伊野尾くんでいっぱいでした。ねぇ、伊野尾くんがすきすぎるんだけどどうしたらいい?
— みと仔 (@mito1no3) 2015, 6月 30
すきすぎてもうどうしたらいんだよってここ最近毎日思ってる。
— みと仔 (@mito1no3) 2015, 7月 10
コンサートを待つ間にも順調に拗らせていくわたし。
そして迎えた8月6日。福岡公演2日目に入りました。初めて生で見るコンサートの伊野尾くん。真剣に踊る姿も、メンバーと楽しそうに笑う姿も、ファンサうちわをロイヤルお手振りでかわす姿も、なにもかも全部が愛おしくて、すきですきで堪らなくて。しかも真正面で「その唇奪っちゃっていいですかー?*2」なんて叫ばれたもんだから、本格的に伊野尾慧にわたしの全てを飲み込まれました。
それまで嵐と伊野尾くんが同居していたわたしの脳内を伊野尾くんが独占し始め、担降りも時間の問題だなと思い始めたのもこのときからです。
最初の頃は『かわいい伊野尾くん』に主にときめいていたわたしが、伊野尾くんの“建築のお仕事”を目にしていく中でその仕事人としてのかっこよさに身を焦がすようになり、 翔くん以来大卒アイドルは沢山生まれて、みんなそれぞれに“大卒”を武器にして仕事を手にしてきたけど、実際に大学で学んだ専門分野を前面に出してそれを生かした仕事を獲得してるのは伊野尾くんが初めてじゃないかな。かっこいい。すごくかっこいいよ。
と、いうわけで。
今日からは嬉々として伊野尾担を名乗っちゃいます!伊野尾くんに惹かれ始めた今年の5月31日から107日後の9月15日、わたしは二宮和也から伊野尾慧に担降りしました。
2015年9月15日
伊野尾くん、かといってあなたが一時のマイブームで終わる予感もしないのでこれから末長くよろしくね。あなたがわたしの中の二宮和也を越えてくれる日を楽しみにしています。そのときは嬉々として伊野尾担名乗っちゃうから。(http://shigotoninmtk.hatenablog.com/entry/2015/07/16/235217)
Googleトレンドから見る伊野尾慧の顕現
わたしが翻弄され続けている伊野尾くんが、世間に見つかり始めているらしい。......なんていう話はヲタク界隈では今更な話ですし、わたし自身もその波に飲み込まれた者の一人です。
確かにTwitterの嵐アカウントでも「伊野尾くんかわいい」という呟きをよく見ますし、嵐のメンバーから伊野尾くんに担降りをした人もちょくちょく見られます。また、ジャニーズに興味のない友人に“Hey! Say! JUMPの伊野尾慧”と言って通じることも増えたように思います。今のこの状況は一部では『伊野尾革命』なんて呼ばれたりもしているようです。
果たして伊野尾慧の世間への顕現は如何ほどのものなのか。客観的で明確な指標を求めていたわたしが発見したのが“Googleトレンド”。自分の好きな人の人気度を数値で測るなんて少し下世話な気もしますが、どうしてもこれを見てニヤニヤするのをやめられないので、ここにまとめてみることにしました。
“Googleトレンド”とは、Googleにおけるあるワードの検索数の推移をグラフとして可視化してくれるサービスです。対象とする期間も様々に変更できるので、自分でエクセル処理ができないわたしでも分析もどきができて面白いです。
さて、さっそくこちらをご覧ください。
(検索ワード:伊野尾慧、期間:2004〜現在)
ねえ、右端。恐ろしく伸びてる。
2009年にぴょこんと小さな山があります*1が、2012年あたりまでは底辺でほぼ横這い。しかし2013年頃から徐々に伸び始め、2015年に爆発。
『伊野尾革命』という言葉が使われ始めたのが2013年らしいので、このグラフとも一致します。また、その起因は大学卒業かと推測できます。伊野尾くんは2009年4月に明治大学理工学部建築学科に入学、2013年3月に正規の4年間で卒業しています。ジャニーズとしてデビューしていながら、理系大学を卒論まで書いて4年間で卒業するというのは並大抵のことではないので、この時期に個人仕事がほぼなかった(=知名度が上がらなかった)のは必然でしょう。そして大学を卒業し、仕事に専念できるようになった2013年からは個人仕事も入るようになり、少しずつではありますが名を知られるようになっていきます。ちなみに、JUMPがジュリー班に移籍したと噂され、押され始めたのもこの頃。グループ自体の知名度も上がってきて、メンバーに興味を持つ人が増えたことも伸びの要因のひとつでしょう。
さて、2013年頃から上り調子になったとはいえ、2015年の伸びとは比べ物になりません。それでは2015年に何が起こったのか、と考えてみると舞台「カラフト伯父さん」主演や連続ドラマ「戦う!書店ガール」出演といった伊野尾くん個人としての象徴的なお仕事があります。これらが要因かと思いきや……
(検索ワード:伊野尾慧、期間:2015年)
舞台や連ドラがあった4、5月にはさほど大きな変化は見られませんでした。大きな変化が見られたのは8月。そうです。8月といえば、つい先日終えたばかりの24時間テレビ。やはり国民的番組のメインパーソナリティーを務めたことは大きかった。
ところで、JUMPメンバー全員(とV6)で務めあげた今回の24時間テレビメインパーソナリティーですが、伊野尾くんの検索数の伸びが圧倒的に著しいのです。*2これは何故なのか。さらに期間を絞って見ていきましょう。
(検索ワード:伊野尾慧、期間:過去30日;2015.7.28~2015.8.26)
24時間テレビの番宣ラッシュが始まった7月末から24時間テレビ当日の8月22、23日にかけて3つの山が見受けられます。このグラフだと大体の日付しかわかりませんが、1つ目の山は8月1日でおそらく間違いないでしょう。この日は「メレンゲの気持ち」への単独ゲスト出演と「嵐にしやがれ」へのJUMPメンバーから5人でのゲスト出演がありました。
「メレンゲの気持ち」は伊野尾くんにとって初めてのトーク番組だったにもかかわらず、大きな爪痕を残しました。冒頭で久本さんに「キレイだね~」と言われたお顔で「ち○ち○」「立派なのが!(ついてます)」*3などと発言して衝撃を与え、自宅紹介VTR(という名の伊野尾くんがトマトを食べる映像)ではすっぴんでも美しすぎる顔面をドアップで見せ付け、女性に対するテキトー発言の数々でキャラを発揮。文句の付け所のない仕事っぷりでヲタクは瀕死、たまたまメレンゲを観ていた一般層にも名を知らしめました。
「嵐にしやがれ」にはJUMPから伊野尾・岡本・高木・中島・薮の5名が送り込まれましたが、中でも伊野尾くんの扱われ方は美味しかったと思っています。(贔屓目?)ワクワク学校で共演して以来嵐、特に潤くんのお気に入りの伊野尾くんはしょっぱなから「なんでオマエ前座ってんの」「(伊野尾くんが書いたチャリTシャツのmeに対して)これ超ブッサイク」と潤くんに絡まれます(美味しい)。翔くんからは「飯尾!」「伊野尾だよ!」芸も振ってもらいます(美味しい)。中途半端に粉に落ちて戻ってきたら智くんと相葉くんに再び落とされます(美味しい)。ゲームでの活躍を得意げに嵐に訴えるとにのくんにイジられます(美味しい)。伊野尾くん超美味しかった。
2つ目の山は8月19日。この日は「ZIP」への生出演、「幸せ!ボンビーガール」へのゲスト出演がありました。
「ZIP」ではV6の岡田くんと共に出演したのですが、岡田くんはこれまで伊野尾くんに対して「おねむ男子」「異常にかわいい」などと発言してきたキケン人物です。完全に伊野尾沼の住民です。そんな2人が生で共演するZIPをヲタクも戦々恐々と見守っていたのですが、伊野尾くんが完全に岡田先輩の彼女でした。ひたすらに「かわいい」「かわいいな〜」「抜群にかわいい」といった言葉を伊野尾くんに浴びせ続ける岡田先輩と、かわいいと言われるたびにかわいさを増す伊野尾くん。朝から全国へ異常なかわいさを振りまいていました。
「幸せ!ボンビーガール」では24時間テレビに先立ってDIYの達人森泉さんと共に被災地の中学校のロッカーをDIY。建築学科卒の経歴を生かして伊野尾くんが図面を描き、森泉さん指導の元ふたりで作り上げていく、という“建築アイドル”の面を前面に押し出したありがたい企画でした。実際に図面を描いている様子が流れたり、『歌って踊れる設計士』『歌って踊って図面が描けるアイドル』と呼ばれたりと、大学で学んだことをアイドルとしての仕事に生かしている姿がとにかくかっこよかったですし、“建築アイドル伊野尾慧”を世間に印象付けることができたでしょう。しかし、この企画の魅力はそれだけでは終わらないのです。「泉と慧のコーナーだよ~♪」.....副業大工さんなんてテロップがつけられるほどの腕前の森泉さんと大工仕事はさっぱりで電動ドリルを使うことさえも初めての伊野尾くん。このふたりのかけあいがとにかくかわいいのです。
そして3つめにして最大の山は紛れもなく8月22日から23日にかけての24時間テレビ。
この24時間内でも特に検索数が伸びたのはいつだったのか。分かりやすいようにもう少し期間を絞ってみます。
(検索ワード:伊野尾慧、期間:2015.8.20〜2015.8.26)
このグラフから24時間の間にもさらに3つの大きな山があったことがわかります。アナログに定規で間隔を測って時間帯を導き出した結果、1つ目の山は23日0時頃、2つ目は同日15時頃、3つ目は21時頃でした。
1つ目の山の時間帯、22日23時14分から23日0時36分にかけては「嵐にしやがれ生放送SP3世代ジャニーズ生男子会」が放送されていました。
これはV6・嵐・Hey! Say! JUMPの3グループが一堂に会し、お互いに言いたいことを暴露するというジャニヲタ的夢の企画でした。それぞれが先輩の器の小ささやパンツの派手さを暴露する中、件の岡田先輩の言いたいことがこちら。「伊野尾がカワイイ 腹が立つ」......完全にやられちゃってます。周りの反応も「え......え?なにこれ?」です。そんな空気にも臆さず、岡田先輩は「伊野尾は俺が見つけた」と語り続けます。そして当の伊野尾くんはというと、ZIPで見せた彼女力をここでも発揮。かわいいと言われた瞬間からかわいさのボリュームを上げてきたのです。ただでさえかわいいのに。もう本当にかわいいの権化です。そりゃあこんなにかわいい人を見たら検索してみたくもなります。岡田先輩の彼氏力すごい。
2つ目の山の時間帯、23日14時45分から15時4分にかけては「森泉とJUMP伊野尾慧 被災地の仮設校舎をリフォーム」が放送されていました。今回は図書室のリフォームということで、ボンビーガールにおけるDIYよりも本格的な伊野尾くんのデザイン・設計を見ることができました。ここでも“建築アイドル伊野尾慧”のダメ押し。しかもカーペットごと結束しちゃう不器用さでギャップも見せちゃいます。かわいい。
3つ目の山は24時間テレビのエンディングの時間帯です。
ここばっかりは特に伊野尾くんがフューチャーされたわけでもないので妄想に近い推察をするしかありませんが、そもそもとして24時間テレビの瞬間最高視聴率を記録したのが20時44分〜45分で34.6%にもなったので、単純に見ている人が多かったことが要因かと思われます。ただ、他のメンバーの同時間帯の伸びを見てみると、全員が一様に伸びているわけでもないのです。そうすると、ここまでの間に伊野尾くんが既に話題になっており、DAIGOのゴールを見るために日テレにチャンネルを変えたら映っていたため検索するきっかけになった、と考えるのが妥当でしょうか。
さて、ここまでGoogleトレンドのグラフを元に伊野尾慧の顕現について分析(もどき)をしてきました。確かに今年に入り24時間テレビ関連番組を中心に伊野尾くんの魅力を世間一般に知らしめる機会が多かったことがこの波に繋がっていることに間違いはありません。しかしこの波がここまで大きくなったのはこのタイミングで伊野尾くんがあのビジュアルだったからではないかとわたしは思います。
2014年8月まで黒髪を貫いてきた*4伊野尾くん。黒髪の伊野尾くんは今よりも男子感が強く、「美しい」「綺麗」と言われることはあっても「かわいい」と言われるようなビジュアルではありませんでした。もちろんこのときのビジュアルが好きな人も沢山いるとは思いますが、2014年9月に茶髪にしてからはどこか垢抜けたような印象があり、ここ数ヶ月では「伊野尾とかいう人がかわいい」と世間に見つかるほどの圧倒的かわいさを手にしています。
もし仮に今現在の伊野尾くんが2013年頃のビジュアルだったら、ここまでの大きな波にはならなかったのではないでしょうか。
今伊野尾くんに来ている大きな波を一過性のブームで終わらせてほしくない。そのためにはどうすればのか。それを探るため、Googleトレンドである人と比較をしてみました。
「デビュー後数年はグループの他のメンバーの影にその魅力を隠していたがあるとき突如として世間にその頭角を現した」この伊野尾くんの現状がわたしの中で嵐の大野智と重なりました。さらに大野くんはその後国民的アイドルとしてその名を世間に定着させています。伊野尾くんと大野くんのグラフを比較してみれば何か今後の道標が見えてくるかも。ということでこちらをご覧ください。
(検索ワード:伊野尾慧[青]・大野智[赤]、期間:2004年~現在)
大野くんのグラフをみてみると2008年に巨大な山があり、その後は安定して大きな検索数を誇っています。2008年の大野智は2月にジャニーズ初の個展「FREESTYLE」を開催、7月から9月にかけて「魔王」で連ドラ初主演を果たしています。巨大な山のひとつ手前の山は全体的に見れば小さな山ですが、それまでのほぼ底辺を這っていたグラフと比べれば躍進の第一歩といえるでしょう。これがおそらく個展開催時のものです。個展によって世間が「嵐の大野智」を認識し始めたところに、「魔王」での主演としての演技とビジュアル*5がダメ押しをし人気が爆発、世間に大野智の名を定着させたのです。また、「魔王」の主題歌である嵐の「truth」は嵐初のオリコン年間シングルランキング1位に輝いた曲であり、これにより嵐自体のブレイクが決定付けられたことも大野くんのグラフの巨大な山とその後の安定に大きく影響を及ぼしたと思われます。
大野くんの2008年の巨大な山と伊野尾くんの2015年の伸びを比較してみると、伊野尾くんのそれは大野くんのそれの半分にも満たない大きさです。つまり、一過性のブームで終わらせないためには、更なるダメ押しが必要であるということです。24時間テレビを中心としたこの8月の伸びはあくまできっかけでなくてはならないのです。さらなる飛躍のために必要なのは何か。大野智の例に倣うと、やはり連ドラの主演、後もうひとつ、本当に大事なのはHey! Say! JUMP自体が売れること。JUMP頑張れ。まずはオリコン年間シングルランキングで10位以内に入ろう。そしてどうか伊野尾慧に連ドラ主演を!10月期にあるのがベストだけどどうやらなさそうなので1月期にはぜひ!
伊野尾くん世間に見つかりまくれ!